「トゥイッチンフラット50」の解説。

 

 

length:50mm weight:8g

 

このルアーは元々シャローのフラットサイドクランクでした。

レンタルボートで釣りをしている際に言われたのがキッカケでした。ですがフラットサイドといってもとても多くあって、個人でバルサを削って作っている人もとても多いです。そんな中で他とは違ったもの、、、を作りたいと話しました。

重心移動を入れようかなんて話も出ましたが、結果的には杉を使ったフラットサイドを作る事にしました。バルサの欠点のなげにくさをクリア出来るし、今現在日本では杉をマテリアルとして作っているフラットサイドは殆どないと思いました。

そうなると自分が作る意味があるなと早速プロトを削り出しました。

 

 

 

初めて使う杉はバルサとは違ったセッティング、、、ウエイトの位置や大きさを勉強しながら試作を繰り返しました。

 

 


(最初はまるで動かず、ウエイトを試行錯誤)

 


(見た目はバルサと変わらないですが、一つ一つがとても楽しみでした。)

 

 


そんな中バランスの整った3タイプが完成。

 

 

テストで釣果を重ね、それぞれの反応を見ていきました。

 

 


(シーバス)

 

反応の良い動きが把握出来たのですが、ここで一つ悩みが。「大型が釣れていない」

 

 

 

 

関東で今のご時世中々簡単ではないですが、一つ考える点でした。1年前の将監、長門川の大会では中々バスの反応がなく、「巻くよりもトゥイッチで見せて?焦らして?やるとカバーの切れ目でようやく食ってくる」状況でした。

杉で作ったフラットサイドはボディがバルサよりも重い為、ウエイトが軽くなる→トゥイッチやジャークで平打ち、首振りしやすくなる。という特徴があったので、シャローランナーは一旦置いといて、トゥイッチで使いやすいように仕様を変更しました。

 

そうすると、場所は違えど近所の池でもバイトが多くなりました。

 

 

 

 


ここでより使いやすさやバスの反応を見る為、試作を重ね

 

 

 


最終的にジャスト50が釣れて製品化となりました。

 

名前は分かりやすく「トゥイッチンフラット50」
トゥイッチして使うフラットサイドですよ、という事です。

トゥイッチして使うのは勿論ですが、カバーの回避が得意なので、カバーにピッチングしてちょんちょん、枝を交わしてきて回収。カバーで使えるジャークベイトな感じ。ジャークベイトよりもトゥイッチした際の移動距離が短いので、ネチネチ誘う事が出来ます。それ故にテンポは遅くなります。

 

といったルアーとなっております。近日販売予定です。

 

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