謹賀新年。バルサ以外の木材の可能性について。

明けましておめでとう御座います。今年もTOMATO LURESを宜しくお願いします。

 

今年の抱負としては毎年同じで良いルアーを作りたい、です。

色々と考えている事はありますが、昨年秋より着手したバルサ以外の木材について今回は書いていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り友達との大会参加、ボート上での会話の中から「杉を使ったプロトを作ってみよう」という事になり、最近は松でプロトを作っています。

バルサよりも重いボディは投げやすく、カバーの回避が良いので、とても使いやすいと感じています。

ボディが重くなるので、入れるウエイトが軽くなる、その為クランクベイトでもジャークやトゥイッチでルアーがよく動くのが特徴。

 

その動きやすさ、を活かして作ったのが「トゥイッチンフラット50」カバー周りでチョンチョンして首振りや平打ち、好反応でした。

 

バルサだと入れるウエイトが重いので、ルアーの動きが制限されます。それを活かして高速巻きでもバランスを崩さない、なんてコンセプトで作る事が出来る、バルサにはそういった特徴があります。

しかし作り込んでいく中で、最近はバルサの利点が「削りやすい。」それだけな気がしています。硬い木の加工に関しては問題なくクリア出来ているので、現状デメリットがないです。もしかしたら不良品が出やすい?と思っていますが。

 

 

 

 

 

 

価格に関してもバルサよりも安い?

バルサや接着剤、パッケージの値上がりでルアーの値段を高くしないと、とも思いますが素材の変更で価格も据え置きに出来るんじゃないか?なんて考えています。詳しくはまだ調べてないんですけどね(汗) でもバルサは高くなりました、、、。

 

 

 

今振り返るとバルサという木材に縛られてルアー作りを続けていました。解放されて色んな木材を経験して使い分けられるようになれば、世界が広がる。とても嬉しいし、楽しみです。バルサで長年ルアーを作ってきた人には「このサイズでもっと重くして潜らせるのは、、、無理だな、、、。」みたいな限界を感じる事があったと思います。それが大幅になくなるわけです。

 

 

プロトのシャッドはトゥイッチでギュンギュン動くので、短いベイトロッドで使えたら楽しいだろうなー、とか。釣りが変わるように感じたり。

 

 

 

渓流用のミノーはかなり重い木が良さそう、とか。まだまだやる事が見えてきたら。

 

ディープクランク削り出しちゃったりと、楽しみが止まりません。

 

今年はそういったプロトのことをより詳しく書いていければ、と思っています。マニアックな内容にしたいですね。

 

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