頭の隅にあった黒蝶貝。

ハバネロ52が仕上がりました。

 

 

先月作ったプチハバネロと同じようなカラーにしました。ペイントアイにしたばかりの時はどうかなー?と思っていましたが、最近は良い感じだなと思います。

 

 

今回この中で「黒蝶貝」を使ったカラー・・・名前は何でしょうか?考えていません。このカラーが自分の中で作れて良かったと思うものです。

貝の種類の中で白蝶貝、黄蝶貝、黒蝶貝など蝶貝と名の付く貝は、真珠のような光り方をします。他の会と違ってギラン!と光るのではなく、真珠のようにボワっ?とパール系の鈍い光り方をするのが特徴です。白蝶貝、黄蝶貝ともにルアーとしては使いやすい色味です、ざっくりいうと白と黄色なので。残りの黒蝶貝、これは実際には茶色系の色味なのでルアーのカラーリングとしては結構使いにくいのです。自分の中では2年ほど使わなくて保管していたものがあって、「どうにか上手く使えないものか?」と頭の片隅にしまっておいたものでした。

 

 

 

 

 

前回虫系カラーで仕上げたプチハバネロの流れで「いけるはず。」と試作せずに作ってみました。色味を見て何となく進めていった感じでは、オレンジ系とグリーン系で合わせてやったのが上手くいきました。変更塗料を使って虫らしさを出して少し木目が見えるのも良い雰囲気です。ベリー部の変更塗料も怪しい感じが虫らしくて良いなと思います。バックもベリーもブラックでまとめるのも一つの手ですが、作り手としては簡単なのでそこに甘えたくなかったんですね。また一つ引き出しが増えたのがとても嬉しかったです。そしてこれをまた次に繋げていくとドンドン作るルアーが変わります。それもあっていつも同じカラーを作らないのです。

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