ルアーのテストをしていて、自分の中で納得が出来た時には使わなくなります。
先日から渓流で好調の「陽炎シャッド50DR」は自分と伊丹さんと十分な釣果が出ています。釣果だけでなく一日使っても使用感に不満がない、となると製品化に動いていきます。現在そんな状況です。そんな中で渓流に行く機会があると「陽炎シャッド50DR」を封印する事になります。渓流での一軍ですが、他にプロトタイプがあるとそちらのテストをしなくては・・・と思ってあえて使わないようにします。ビルダー目線はこんな感じです。また逆に「この状況では厳しいだろう・・・。」という時にあえて投げ倒したりします。バス用のポッパー「アイントリガー60」がそんな感じでした。以前からポッパーは使った事が勿論あったのですが、使い込むまではしていませんでした。なのでレンタルボートで一日中投げる事を続けて、経験を積みました。そうすると色々と分かってくることがあり、魚が反応するシチュエーションだったり、動かし方など。朝の一時間だけ投げる、ある程度釣れそうな釣りをした後でちょっとテスト、だけだと理解度が少ないままでルアー開発が進まない・・・と感じます。それと個人的には「え?これで釣れたの?」というのが好きだったりします。サッカーの試合で弱い方が勝った方が盛り上がる、みたいな感じでしょうか。驚きだったり、感動を求めてしまう所があります。最近は減った気がしますが・・・。なので次回渓流に行く際には、「これどうかな?」というプロトを持っていこうと思っています。バスでも最近はシャッドばかりだし、まぁ少し変わっている人なのです。