次回の販売に向けて少しずつルアーが仕上がってきています。
以前のブログにも書きましたが、長くルアーを作っていると勉強になる事が多いです。
渓流やエリアフィッシングで活躍する「陽炎シャッド40」は今回ペイントアイで作りました。虫カラーという事もあって、リアル顔よりもペイントアイの方がいいかな?と思ったのです。
(この流れはプロトで作っていたシャッド。時間掛けたくなかったので、ペイントアイにした事がキッカケです。)
仕上がってスイムテストをしました。小さいルアーのせいか顔のアルミが無いだけでも、かなりいい動きになったと思います。具体的に言うとただ巻きした際の安定性が良くて、巻いていても気持ちの良い振動を伝えてくれます。
先日の自作杯では「バルサクランクに貼ったアルミがアクションに影響する・・・。」という話がありました。アルミといってもアルミホイルやアルミテープなど様々ですが、とても薄くて軽いアルミホイルを貼ったとしても、どうしてもアクションが変わる。キビキビした動きがモタモタする感じ、振り幅も大きくなります。何も貼っていないバルサクランクのアクションが好きだったり、それを規定としていると悩んでしまう所です。逆にそれを良しとする場合もあります。某プロはノーネイムフラットのアルミ貼りしか使わない。ヒラを打ちやすいから・・・という話を昔聞いたことがありました。
そんな悩ましくも貼ると綺麗なアルミ。小さいシャッドに与える影響は強いと感じたので、これから陽炎シャッド40はペイントアイでいこうかなと思っています。(ボディが小さかったり、細身だと影響が強くなると思います。)その方が安定して作ることも出来ると思います。(それでも今回一つだけサスペンドになってしまいましたが。)
因みにやや軽いバルサで作った陽炎シャッド65。
ただ巻きのバランスが少し安定しない・・・。考えられる要素はまずバルサが軽い事。8㍉厚のバルサを探して何店舗かホームセンターをまわりました。重いものが多い中で、少し軽いものを見つけました。規定通りの物が見つからない事はたまにあります。シンキングになってしまうと困るのですが、ハイフロートになっても良いかな、とそれで作る事にしました。影響が想定していたよりもあった・・・気がします。(この辺の微妙な話も自作杯で話し合う事が出来ました。どうしても難しい部分です。)
加えて考えられるのはアルミの貼り方ではないかな・・・と。
ルアーの側面の型紙に合わせてアルミをカットし貼る方法もありますが、今回は側面よりも大きなアルミをボディ全体を包むように貼ります。その後顔のアルミや背中、腹部の中心線に合わせてカットします。その方がアルミの境界線が出にくい為です。
(こうならないようにしているわけです)
境界線が出にくいですが、アルミの面積が多くなるからアクションに影響が出たのでは?と思いました。経験的にシャッドはバランスがシビアですね。。。でも問題なくサラッと仕上がる事もあります。ハンドメイドはどうしても条件が確定的でないんですよね。
(因みにこの前ギル神田店様に納品させてもらったミノー「陽炎80」は同じアルミの貼り方で良く仕上がりました。)
といったわけで今回も色々と細かい部分の勉強になりました。書いていて頭の中を整理する感じで、確認作業が出来ました。またこういった内容を書いていければと思います