今年初めてのリヴァスポット早戸へ。
今回の目的はプロトのテストです。
最近のテーマになっている木材の比重。そのルアーに適したものがあると思うので、色々と勉強していきたいわけです。今回はシンプルに魚の反応を見たい、です。
使うプロトはこちらのフラットフィッシュリスペクト(仮)
このルアーはウエイトを入れていないので、より影響が強いかな?と思っています。
上から、グリーン(比重0.5のホウ)、ピンク(比重0.6のアガチス)、ホワイト(比重0.3のエゾマツ)
事前に近所の池でスイムテストして飛距離やアクションは見ていますが、実釣はまた違うものです。
今回の釣りではこの3つを投げ倒して勉強します。
初めは投げやすさを見ている感じでした。シンプルに比重の高いピンクが投げやすく、タトゥーラsvtw(20?新しいモデル)に8ポンドナイロンでも結構投げやすい、サイドキャストで少し膨らむ感じはありますね。
その他2つはスピニングの方がやっぱり使いやすい。
で、ただ巻きで使ってみる。一尾釣れるまで巻き速度が分からなかったですが、少しラインがたるんでノー感じ、だけどルアーはフリフリとテールを振って泳いでいる。そんな感じが良かったです。因みに追ってきてる時にトゥイッチして食わせる事もあって、そこはスプーンに似てるなと思いました。
今回は雨がまとまって降っていました。昨年の秋からずっと渇水が続いていたせいか、この時期でも魚の活性は高く悪くない状況でした。雨が〜というよりは水量が増えて、少し濁ったのが良い気がしました。
ポンポンと釣っていく中で、ピンクの反応が抜群でした。勿論カラーの影響は?と気になりもしましたが、カラーというよりはアクションの違いだなーと感じました。
今から15年くらい前ですか?宮崎裕介さんがバサーオールスタークラシックで優勝した時代は「良いクランクベイトの条件は浮力が高くて、ハイピッチ」みたいな事が言われていて、そんなクランクベイトが流行りました。類に漏れず私もハイピッチで頭がいっぱいになっていました。その影響からか今でもハイピッチで泳ぐルアーを見ると「良さそう」と思ってしまうのですが、実際はそのルアーに、形に、大きさに、比重に?合ったものがあって、それは魚が選ぶものです。
今回魚が選んだのは最も比重が高くて、ノタノタ泳ぐピンクでした。飛距離が出るし、魚も選ぶのでとても良いなと嬉しくなりました。
つまりルアーを泳がせてみて「これめっちゃ釣れそうじゃん。」みたいな事をやりますが、ナンセンスな場合もある訳です。
昼ごはん。
伊丹さんにご馳走して頂きました。
今回釣ったイワナの洗いとフライにしてもらったのですが、洗いが家で作るのと全然違くて美味しかったです。少し甘みを感じるような味わいでした。氷水で締めてるのが違うのかな?綺麗に切られているのも印象的でした。
ご馳走様でした。ありがとうございました。
午後はグリーンをメインに使用。
というのもピンクは捨てラインに引っ掛かけてロスト(泣)
グリーンを使う理由としては「本当に反応が悪いのか?」を確かめる事です。
バスプロがプラで「釣れない事も情報」と言うのに似てますかね。ドカン!と1発デカいのが出るとか、そんな事なく終了すればやはりピンク!という事になります。
午後で魚の反応が少なくなる事もありましたが、グリーンでは釣る事は出来ませんでした。
その他フックがボディに引っ掛かると動かなくなるので、
リング2つにしたらトラブルレス(次回はフックアイを長めにする)などを確認しました。
シャッドを使いたくなってイワナ。
テストがほぼ終わったので、残り1時間は陽炎シャッド40で!
スイッチ入って追ってくるのは本当に楽しいですね。今月から作ろうかな。
といった感じで終了。
40あるなしを4本とその他小さいサイズでした。
グリーンとピンクは比重が0.1しか違わないのにこんなに反応が違うのか?という結果でした。
正直あんまり改善点はない気がしています。もうオッケーか?
落ち着いてまた色んな考えの中で進めていきたいと思います。