昨年頑張って進めていたディープクランクの現在。

 

昨年ずーっと進めていたディープクランク。今どうなっているのか書きます。

以前に秋の高滝湖で3mダイバーが良く釣れたことがあり、自分としては難しい印象のディープクランクに挑戦したいというのもあって、開発を始めました。

最初は3mダイバーを作っていました。とりあえず動くのですが、なーんか潜ってるのかよく分からない。どうせなら5mダイバー作った方が色々勉強になりそうで良いんじゃないかな?と昨年の梅雨ぐらいから5mダイバーに切り替えて作りました。

 

この頃は様々な木材を成形出来るようになった事もあって、アガチス、桧、エゾマツ、杉、バルサなど色んな木材で試作をしました。アクションが変わるなー、と試していく中でバスを釣り、それとなく理解を深めていきました。

 

 

(釣果はそれなりに出ていました。)

 

 

そんな中で飛距離に着目して素材を選ぶようになりました。アクションについては形状で調整し、木材はどれが安定して飛距離を出せるのか?実験していました。結果として重めのバルサ、という答えが出ました。何故かというと大きなリップが抵抗になり、飛行姿勢がどうしても乱れてしまう→ボディはバルサで軽くしウエイトを重くする→飛行姿勢が安定する。という流れでした。これは今思うと基盤リップだからなのでは?と思います。深く潜るように厚めの2.0㍉厚のリップを採用しています。これ以上厚いと加工時間がとても掛かる為、使えません。またポリカも良いかな?と思いましたが、加工方法がないので見送る事に。大きな基盤をリップにすると何だか抵抗になって飛びにくい感じがしてます。プラ製のディープクランクもリップがデカくて投げにくさは0ではないですが、なーんか自分の作ったものはリップが良くない気がして昨シーズンの秋に開発が止まりました。

上手くいかなくなったら、無理に進めずに止まってみる。そうすると「そういえばあれって、、、」みたいに解決策が出てくるもんです。

で、今どう考えているかというと。リップを小さくしてボディを長くしよう!です。とにかくリップがデカいので、小さくして投げやすくする、ボディはずんぐりとしたクランクではなくシャッドシェイプに変えて長くする。ボディは長さがあるほど潜りやすくなるので、リップの小ささを補ってくれるはず。2.0㍉厚基盤を使うにはそんな感じかなー、と思ってます。

なので今年また試してみたいルアーです。昨年はとても暑くて高滝湖は水質悪化、工事で減水などの影響で効きにくかったと思ってます(勝手に) 夏から秋には相模湖とか行けたら〜、なんて思ってますがどうかな?いつも予定が立たなかったりしてるので。まぁ、頑張ります。

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