ボロボロリペイントルアーの難しい所。

 

リペイントビッグバド、今回はこのルアー製作が大変で、勉強になりました。

 

リペイントで自分が考えているのは、基本的には「ボロボロになったものを再生する。」という事。作業工程の関係で新品を使用する事もありますが。

何が勉強になったかというと、ボロボロ具合が一つ一つ違うので、注意点がそれぞれ変わってくる。それにしっかり対応していくというのが難しいです。例えばバルサでルアーを作るとなると、注意点はいくつかありますが複数作るときに全部注意点は一緒です。リップの取り付け角度、アイの位置など。

ボロボロのリペイントルアーは、傷のつき方、塗装の剥がれ具合、ロゴマークが残っている場合はそれを残すように塗装、など注意点が多いです。

そうなると人間というのはどこか見落としてしまう事があります。複数の事を考えて物事を進めるというのは、とても難しい。ある程度限界があるように感じます。これは1ヶ月を1クールとして、何クールも作り続けてきた中で感じる事。なので、単純に綺麗にして塗装をして仕上げるというだけでも、難しさがあるのがレストアリペイントだと思います。貝を貼るものや、インナープレートを入れたりなど行程も違いますので。

 

 

 

今回残念だったのはこちらの夜光貝バド。

クリアボディなのでインナープレートを予定していたのですが、ボディの内側のコーティングなのか少し表面が剥がれるような状態でした。どうしてもそれが取り除けなくてインナープレートを断念、、、外に貝を貼りました。難しいなぁと思いました。そうなると新品のボディでないと・・・というのがあります。

 

完成するまでには色んな事があります。それが少しでも伝われば、と思いました。

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