またディープクランクのテストで高滝へ。
今回のテーマはこの2つのプロトタイプ。
上が比重0.4の赤松、下が比重0.33の杉で作った物。投げやすさではもちろん比重の高い方が良いのですが、杉でも充分投げやすいのか?ボトムコンタクトの感触やストラクチャー回避、バスの反応など知りたい事が多いのです。なのでテストしたくてしょうがないのです。
初めは本湖の橋脚をサラッとやってから、養老川に行きました。先日ミブロTVを見ていたら「真夏のクランキングはスローに」と塚本さんが言っていたので、スローに巻いてやると、
いきなりきました!
2mのボトムノックをしていて、ボート真下で巻き上がって来る時にバイトしました。真上にフッキングする感じ。アタリは少し分かりにくくフロントフックが外掛かりしていました。やはりスローでないと、みたいです。
あまり大きくないけどね。
こちらのモデルの方が軽快に動くので、スローに使う場合には良いかな?と思いました。それが当たったのかな?
その後も同じようにスローに巻いていくとあたる、けどのらない。やはり何とか釣れるぐらいなのか。
時折入れるメタルジグ。ホプキンスの3/4OZできました。
その後釣り進んでいくと、大きなアウトサイドベンドでググン!とあたるもやはりのらない。
養老川を登っていくと先週よりも減水していることに気付き、バスの反応もないので下りました。朝反応があったポイントでコン!と小さくあたったのですが、やはり横の動きでは難しそう。
本湖に出ると開けている高滝らしい強い風(芦ノ湖の風に似ている)が吹いていました。この風の中でもしっかり飛んでくれるものにしたいとプロトを作ってきたわけで。
そうなると断然こっちのモデルが使いやすかったです。
力を抜いて投げてやると後はルアーの重さでスプールからラインを引っ張ってくれる感触、すごく良かったです。
因みにオダや岬や地形変化を巻いてみるも何もなしでした。
反応が良かったのは朝でしたね。気温だったりマズメ時という事もあってでしょうか。そんな中で反応を得られたのはとても良かったです。
今回の結果としてはバイト数は 上:下=0:5 とかなり差が出ました。
こうなると下のモデルを進めるのですが、強い風の中で使えないといけないので上のモデルのアクションを下のモデルに寄せていく、そんな新しいプロトをまたいくつか作ってテストという事になりました。
進展があって良かったです。飛ぶ素材で釣れるアクションを作りましょうという事です。
またディープクランクも結構理解度が出てきたので、苦手意識のあった水平リップも試す予定です。かなり投げやすそうですが、ストラクチャーの回避とかどうなのかな?と思ってしまいます。まぁテストしろ!ですね。
お疲れ様でした。