今度販売予定の「ハバネロ52 シダーウッドエディション」
カッコつけてエディションとか言ってますが、恐らくこれからはバルサで作らないと思います。
というのもハバネロ52は元々バルサの中でも比重の高い物を使っていました。よくホームセンターにある600×80×10で100〜120g(比重0.21〜0.25)、バルサを選んでいる時に「重っ!」となるやつですね。
それに対して最近使うようになったシダーウッドは比重0.3のもの、つまり上限の0.25と比べると殆ど差が無いわけです。重いバルサを探すのに結構苦労していたので、シダーにシフトしたい訳です。
ボディが少し重くなるので、浮力を考慮してウエイトを少し軽くしています。仕様が変わる為、製品に出来ない可能性も少しある為、少量で作っているのです。
木材を使用したルアーは、木材の比重が高くてウエイトが軽くなる方が基本的に、飛距離が出るようになります。
(プロトのディープクランクはより比重の高いホウで作っています。良い感じに飛んでくれます。)
アクションは割と普通ですが、ジャークやトゥイッチに反応しやすいかな。
プラ製のルアーを作った事がないので詳しくは分かりませんが、経験的にプラ製は0.16ぐらいのバルサで作った感じに近いと思います。(色々と仕様がありますが)木材は比重を使い分ける事で様々なルアーが作れる素材です。そこに魅力と可能性を感じています。
そんなメリットがありますが、シダーウッドは「パキッ」と割れやすい為
穴埋めをして仕上げています。今回この作業に結構時間を取られたので、次回からは同じ比重のエゾマツにしようかな?と考えています。
仕上がりが楽しみです。勿論見た目だけじゃなくて、使用感も、です。