北海道で7割ほど使っていたルアーがナナクラスプーン。(私がリペイントしたもの)
ガイドさんが販売されている、ローカルルアー(と言っていた)です。ローカルという事もあって、かなり使いやすく、理にかなっているルアーだなと思いました。スマホで見るよりも現地で実際に使わないと分からないですね。私なりに解説してみようと思います。
このルアーの一つの特徴は、フックに付いた毛(マラブー)。
目的としては吸い込みを良くする為と言われていました。掃除機で実験すると分かりやすいそうです。
またこのマラブーもルアーの一部という感じで、リトリーブすると
スプーンの後ろでクネクネと動きます。まるでラパラのジョイントのように、泳ぐのです。
これが何とも魚を誘う感じで良いのです。
マラブーを巻いても動くようにスプーンを調整したそうです。
因みに自分で巻いたフックでは中々クネクネが出ず、I字になってしまいました。抑えるポイントがあるようでした。
一番の特徴はそのスナッグレス性能だと思っています。
こういったカバーにいるイトウを狙う為です。
今回の釣行でラバージグも使いましたが、それよりもこのスプーンの方がスナッグレス性能が高かったです。
「ジグは引っかかるから、、、」と言われていて、バス釣りする人にとってはジグは根掛かりしにくいもの、という認識なので「えっ?」と思いました。
今回このスプーンは根掛かりがほぼなく、一回ほど少し絡んだくらいでした。
そのメカニズムはシンプルで、まず鉄板自体は根がかることは少ないですね。(ボトムズル引きは岩に挟まりますが)
で、カバーに入れたスプーンを持ち上げてくるとこんな感じで、ガードに当たって
くるん!と回避。
かなりシンプルですが、要は関節になっている為かわすことが出来るのです。こういったガードは昔ノーシンカーワームで使用した事がありますが、それの回避性能とは全然違いました。
ジグの場合はフックが固定されているせいか、ヘッド引っ掛かるせいか根掛かりしやすいです。
なんて事はないですが、理にかなっていて使ってみると本当に快適でした。
なので、カバーに打ち込んだりカバー際を巻いてきてバイトを得られるのでした。
管理釣り場のオープンな所でやる以外は、全てこのシステムで良いんじゃないかな?と思ってしまいます。
といった感じで簡単に解説でした。
やはりネットが普及して動画で何でも見られる時代ですが、現地に行かないと分からない事がありますね。とても大きな収穫でした。
バスにも使えそうな気がしますが、どうでしょうか。