作業効率を考えコーティングを変える事にしました。
そんな中でバランスが変わらないかな?と改めてカリンなどを作っています。
少し面倒な作業ではあるのですが、ちゃんとしたものを作るためには必要な作業です。こういった木製のルアーを幾つも作る時に全て製品に仕上げるようにするのは、色々と気を付けなくてはいけない事があります。
完成するまでの行程が多く、それなりの時間が必要なので出来上がってからダメでした。というのが1番辛いかもしれません。
ですが基本的にはしっかりと抑えるところを抑えれば再現性のあるルアー作りが出来るので、トライアンドエラーを続ける事が出来ています。
昨年から作り続けてきたアバロン仕様のルアー。試作の中では様々なバランスを考えて作ってきました。そのなかでようやく一区切り理解出来たかな?と思っています。バルサの比重とウエイトの重さ、位置、アバロンシートの重さ厚みのバランスが分かってきた気がしています。
とても地味な所ですが、こういった積み重ねてを続けていく事が大事ですね。
アバロンの種類が色々ある中で、最近は夜光貝一択になっています。試作では夜光貝以外を使っています。夜光貝の輝きを一度見てしまうと、他のものが中途半端に感じてしまいモチベーションが上がりません。手間隙が変わらないのでどうせなら夜光貝にしたい、と思っています。
アバロンが慣れてきた所で、挑戦したいのが箔を使った仕様です。とりあえず銀箔ですね。難しいですがどんどんチャレンジして腕を磨いていきたいです。
私がペイントアイのクランクベイトを殆ど作らなくなり、リアル系のルアーを作るようになったのは、こういったチャレンジ(伸びしろ)があるからです。どんな仕様でも作れるような腕のあるビルダーになりたいと思っていたからです。
初めは自分が作れるようなイメージはありませんでした。ですが下手なりに練習していると、いつか必ず出来るなと思えました。顔のアルミが綺麗にカット出来なくて道具を変えたり、顔のバランスが悪くて目の大きさを変えたり口を変えてみたら、、、など、必ず辿り着けるものでした。積み重ねの結果一応ジャントマらしい顔が出来上がったと思っています。顔つきって大事ですよね。
と、思う事を箇条的に書きました。明日は家族でドイツ村にいきます。ので早朝と夕方から夜にかけて作業ですね。釣りにも行かなくては、、、。