今月販売のルアーがもう直ぐ仕上がります。
数は少ないです。イベントで多く作った事やギル神田店様にも少し多く納品したので、結構タイトなスケジュールでした。とカッコつけて言っても良いですが、要は「ずっと作っていました。」です。
イベントで感じた事、話したことを思い返しながら作っていました。「もっとこうしなきゃ。」「こうしても良いな。」など色々感じるわけです。年間でイベントにはポツリと出るくらいなので、もっと出るようにしたらどうなるのかと思います。多分出ませんが。
イベントではブラックトマトの顔の話題がちらほら出て、皆さん気にされているのかな？と感じました。今回作っていて、もっと大胆に迫力を出せるようにしていきたいなと思いました。そう思うと口の輪郭の線を少しだけ鋭くなりました。作り慣れていたものが自然と変化していく気がしました。またトラウト系のルアーはいわゆる「シャケ」みたいに仕上げているのがインスタで目立ちます（よく目にします）自分もそういった方向性を作りたいとも思っていたのですが、ありきたりと思う人もいます。これについては保留という感じですが、シンプルな見た目なんだけど綺麗に作る人もいるなぁと思います。アーキテクトの首藤武蔵さんのように。作りこみが足りないのか、元々不器用だから直ぐに進化出来ないと思います。まぁ真面目に作っていると意外とダメなんですけどね。プロトをテキトーに作っていると「あ、これでもいいのかぁ。というかこれをこうしてこうすれば・・・カッコイイじゃん。」みたいな。クランクベイトを作って、トラウト用も作って、ブラックトマトも作っていると見た目の進化は遅いように思ったり。釣れるルアーの作り方はここ２年くらいで結構分かってきたつもりです。それはバス、渓流、管理釣り場の３つの経験からそれぞれフィードバックして自分なりにまとまっています。プロトの方向性の決め方、大事な要素、切り捨て方。来年も色々とレベルアップ出来るように作りたいと思います。
