ブサイクに完成した丸型燕45のテストをしました。
これまで色々とやってきた中で行き詰まっている点は、トゥイッチした際の動きです。ほぼロールせずにダートしてしまうので、魚に食わせにくいのです。どうにかしてこのルアーにロールを加えたいと悩んでいました。
そこで今回変更したのはウエイトを埋め込むという事。重心を高くしてロールしやすくしました。これがバッチリでかなりいい動きを見せてくれました。開発が一気に進みそうです。
というか、そもそも何故露出したウエイトなのか?
それは前身の燕シリーズに理由があります。燕はウエイトを露出するくらい重心を下げてやらないと、キャストした際にバランスを崩して全然飛ばないのです。変わった形には変わったバランスの取り方があるのです。
では今回ウエイトを埋め込んだ(重心を高くした)丸型燕は飛ばなくなったのか?という所ですが、問題無く飛んでくれました。
恐らく左右に幅があるので、かなり前にも書きましたが飛行機の翼のように?飛行バランスが取れるんでしょう。驚きました。
珍しい形にはやはりそれ相応のバランスの取り方がありますね、こういった事を一つ一つ発見していくのもハンドメイドルアーの魅力だと思います。良いルアーが出来そうです。
因みに見た目は旧式のカエルの片目だけにしようかなと思いました、とりあえず。もう一つ両目が離れたものも作ったのですが、全然駄目でした。
それとシンキングの燕60も中々良い感じです。流れが強いところや深いレンジにある魚を釣る時にシンキングが欲しかったので開発しています。あとはベジテーションのない湖の中層を巻いてきたい、飛距離が欲しい(芦ノ湖)ではシンキングモデルが有利です。解禁日までにとりあえずサンプルを完成させます。