ノーカバーフラットについて

length:50mm  weight:5g

 

「カバーに当てないで巻いてくる。」フラットサイドです。

「陽炎シャッド50DR」がマッディな水域でよく釣れる事から「アピールの弱いクランクベイト」の必要性を感じ、開発がスタートしました。

 

 

 

サイズ感を決めてから、いくつかボディ形状違いで作りました。

この中でアクションの違いから、「バスが好むアクション。」「シャッドと同じような釣れ方。」をする物を試しました。

 

 

夏の野池では小バスがよく釣れている状況でした。その中でバスの反応を見ていきました。

ブリブリとしたクランクらしいアクションには、活性の高いバスがバイトするのに対して、

 

 

巻き抵抗の少ないやや弱目のアクションには、シャッドと同じような釣れ方をすることが多かったです。何度も同じ場所を通してきた所で、バイトする事も多く、弱めのアクションはバスをスレさせにくい事を感じました。

 

 

小さい事もあって、とにかく魚からの反応がある事もこのルアーの特徴だと思いました。7gのラウンドボディのクランク(ブリブリ系)では1、2バイト。プロトでは5バイト! はっきりと差が出ていました。もちろんケースバイケースですが、濁りや雨などのプラス要素がない状況では特に使いやすいと思いました。

 

 

 

 

高滝湖にて。

プレッシャーの高いメジャーレイクでもバイトを得やすいと感じました。

 

 

こちらも高滝湖にて。

この時は虫を意識しているバスが多く、水面付近をテロテロ巻いてくると高反応でした。

 

 

 

 

 

野池では水面でシェイクするように使うとバイト!

虫を意識した使い方も出来ました。

 

 

 

 

 

こちらは将監川。

連休中日のプレッシャーが高い状況でも釣れました。近年の人気フィールドでは強いアクションのクランクベイトが厳しいと感じてきたので、対応出来るクランクが作れたことが嬉しかったです。

 

 

 

長門川にて。

 

 

 

長門川

ノーカバーフラットはリップ角度を寝かせて強くないアクションを出しています。なのでカバーは不得意でコンタクトさせないで使って欲しいです。このバスは奥にある立木にキャストして、コンタクトさせないように巻いてきてバイトさせました。「カバーに当てないんだけど、カバーに投げる。」矛盾していますが、大きい動きにスレたバスを引き出すことが出来ます。

 

またもう一つデメリットとしては軽くて投げにくい事です。だからこそバスを誘う良いアクションが出ています。ベイトフィネスタックルやスピニングタックルが有効的です。

 

 

 

自分はスピニングタックルにPE0.4号にリーダーナイロン12〜16lbで使用することが多いです。

 

 

 

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