「このルアーリペイントしたい!」という感じではなく、たまたま手に入ったメドウマウス。3ヶ月ほど前に入手していたのですが、どうもイメージが付かずに放置していました。ここ何回かのリペイントルアー作りでベーシックなもの、というか想像できるようなものは飽きていたので、重い腰を上げてメドウマウスに挑戦する事にしました。
このルアーを始めて認識したのは、小学生か中学生の時でした。「ネズミのルアーがあるの!?なんかスゲー!大人が使う雰囲気のルアーだなぁ。」と星の数ほどあるルアーの奥深さを感じました。それ以降知識はなく今に至ります笑 サイズ展開ではなく年代で大きさが違うんですかね?今回はふっくら太っているモデルです。
まず気になったのは改造されていたテールのブレード。一般的なチューンなのでしょうか?何もせずにそのままスイムテストしてみると、いい感じに動きました。トゥイッチで水面をテーブルターン、ただ巻きでボディをうねらせながらブレードがキラキラとアピール。
またボディ表面の起毛。これって剝離出来るのか?と、気になりました。出来なかったらどうしようか・・・と思ったら普通に出来ました。
ボディがつるつるになった所で、デザインをどうしようか?とネットで検索を掛けてイメージを探しました。目論見としては全体的にアワビを貼るよりも、リアルフィニッシュのように顔のアルミとボディのアワビの組み合わせで作りたいと思いました。ですがネズミって顔の輪郭あるの?とネズミの写真やイラストを見ても輪郭無いんですよね・・・。悩みました。それを一旦置いといて「カッコイイ ネズミ」「アマゾン ネズミ」などと検索してイメージを探しました。そこで目に入ったのが「ゾンビネズミ」この感じならブラックトマト仕様に似てるなと、口を大きく開けた顔を書いていきました。輪郭の問題はそんなに気にならないんじゃないかな?微妙になっても恐らく塗装で調整できるはず、と思いました。
その後はいつも通りに顔を付けて、割入れしたニュージーランドアワビを貼って、塗装に進みました。
「ゾンビネズミ」がテーマなので、というかブラックトマト仕様だとパープル系の偏光塗料をやはり使ってしまう。レパートリー増やしたいですね。目はあえて白目だけにして、ゾンビっぽくしました。ニュージーランドアワビが怪しい・・・。
正面からの写真気に入っています。アストンマーチンのグリルを正面から見る迫力のある感じ・・・とは違いますが、そういうイメージ。
どうせやるなら・・・生ぬるいのはやめて思いっきりやってやりました。それに満足しています。
色々と苦手意識がありましたが、メドウマウスは自分の可能性を広げてくれた気がします。作って良かったです。