塗装前の細かい処理を変更しました。作り方は変化し続けますね。

ルアーを作っていると色々と作り方を変えていく事があります。

 

最近作る事が多かったシルバー系のウロコ塗装。

 

これは実際に使ってみると、シルバーが下地の影響をとても受けやすくサンディングの後が出てしまう事がありました。

なので今回からサンディング自体を見直しして、塗装前に薄めたセルロースセメントを吹くことにしました。セルロースセメントを吹いて表面をより綺麗にしてから塗装。試してみると今までよりも良くなりました。

 

工程が一つ多くなってしまいましたが、しょうがないですね。こういったことの積み重ねが大事です。

 

因みにこのカラー「伊丹シークレット」と言います。伊丹ブラックにしようかと思ったのですが、かなり珍しいカラーなので変更しました。背腹はブラックでシルバーのウロコ、テール部のみ薄らレッドを吹きました。いつもお世話になっているエキスパートさんが1番(恐らく)釣っているカラーです。

 

 

 

 

話を戻して、お次は夜光貝ワカサギなどの貼り物をしたカラー。バルサとの境目が出ないようにしました。

わざと出すのもありかな?と思いますが、綺麗に隠せた方が印象が綺麗になります。

 

自分に足りない物って本当に多いなと思います。今回セルロースセメントの吹き付けをやって、オールセルロースで仕上げるのもまたやってみたいと思うようになりました。(強度が上がるので)

幾ら作っても終わりがないのが懐の深いものだなと思います。

 

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