ここ最近は色々とプロトタイプを作っている中で、新しい発見が多く、また一つずつルアー作りが分かってきている状態です。
「深い所にいる魚にアプローチしたいから、潜るように」と話をもらったので、試作してみた陽炎シャッド62DR。
シンプルにリップを長くしても良いのですが、早巻きするとバランスを崩しやすかったです。元々陽炎シャッド60は早巻きはそんなに考えていないのですが、62DRは意見の通りにやってみたいと思ったのです。
そうするとバランスが中々取れなくて、不本意ながらリップを削ったり、ウエイトの位置を変えたりしましたが、結局はボディを少し大きくする事で解決しました。なので62なのです。
自分の中で「ある程度の深さに潜らせる為には、それなりのボディサイズが必要」ということになったのですが、小さめのボディでロングリップのディープクランクが巷には幾つかあるので、自分と違うので気になります。色んなバランスの取り方があるんでしょう。
色んな木材がある中で、エゾマツがどうとか、杉がどうとか、ヒノキが〜、というのは木の特性。加工しやすかったり、パキッと割れやすかったり、もちろん比重もある程度目安がありますが、元々は家具にしたり、家の補強に使ったり?マッチした使い方があるわけです。
エゾマツで作ったプロトの陽炎シャッド60DR。Xの方で「エゾマツって!?」と反応を貰いましたが、エゾマツだからどう、ではなく「比重0.3の木材を使用」という所がポイントかな?とここ最近思っています。バルサは0.1くらいですね。
そこで気になるのは「比重の違いがルアーアクションにどう影響するのか?」ですよね。
まだまだ研究中で、フラットフィッシュリスペクトでの実験
白いのはエゾマツ(比重0.3)、グリーンは朴(ほう、比重0.48)
アクションは白い方が少しワイドです。レンジも比べると白の方がやや浅い。
思ってたよりも違いが出なかったです。
なので、もっと重い物をまた作っています。
あ、書き忘れてましたがテールが妨げになっていると思ってカットしたら、ちゃんと動いてくれるようになりました。魚釣れると思います。尾ビレみたいで気に入ってたんですけど、、、仕方ないですね。