またプロトタイプです。
これはジャンピングトマトで作っている小さいクランクベイト。
名前は「プチトマト」
昨年のCDRに参加した際に需要を感じて作ろうと検討していたものです。
45mmの5gくらいのクランクは去年作って、大会などでも釣果を出していたのですが、何か
決め手がないと感じてそのままでした。
そんな中、最近燕30Sというルアーを作りました。
「これだけ小さいとフック一本で良いと思う。」という意見を元に作ってみたのですが、そのアクションレスポンスがとても良いのです。フックの重さが一本無い分ボディが動きやすいようです。
フックを1つにすると今まで常識だったルアーのバランスが変わります。
燕40Sと燕30Sに入れているウエイトの重さは一緒です。そうなると小さい燕30Sの方がよく飛んだりします。
これを受けて、「大きめのフック一本のタイニークランクを作ろう!」と思ったのです。
投げにくさ→解消出来る
振動が弱くて集中力がもたない→解消出来る
フッキング率→細軸の大きめのフックで多分大丈夫
上手くいくでしょうか?
そんな感じで、これまたとても楽しみで仕上げたプチトマト。
ウエイト別に2種類作りました。
飛行姿勢の安定を考えて立方体のウエイトにしました。
7gのライチと比べると、やはり一回り小さい。
実際に投げてみると、少々ウエイトが重くてスローフローティングになってしまった事もあるけど、とても投げやすい。
510ML、メンテしてないスコーピオン71、ナイロン12lbでそんなにストレスないです。
アクションは1ウエイトのものはバランスが取れなくてフラフラでしたが、2ウエイトの方はXの字になるようにしっかり動いてくれました。
割と1ウエイトの方がしっかり動く印象だったのですが、小さいモデルのせいか、フックが一つのせいか、私の常識は通用しませんでした。
因みに泳がせてみるとフックの大きさが目立ちます。とても掛かりやすそうです。お試しで#4の細軸です。
といった感じで、良いものに仕上げていけそうな気がします。
あと複数作ってテストしていきたいですね。