CDRに向けた作業はもう少し。接着剤硬化待ちとフックなどの取り付け、スイムテストですね。
そうなると次に作るルアーの事を考え始めます。
12月にはハンドメイドエキシビジョンに参加予定なので、燕などを作ることになるのですが、自分の楽しみとなるプロトの製作をしたいなと思っています。
またルアーを作る際には、普段感じていることや理想を形にしたいと思って動きます。今回のルアー作りを通してまた自分の中で変化がありました。
自分が思っている理想のものと釣りでご一緒させてもらう方々との間の考え方のギャップを感じる事が時々ありました。
フィールドの状態に合わせて、ルアーをセレクトして釣りをするのがルアーフィッシングです。ですが私の中には「どうしてもこのルアー だけを投げていたい。」と思う事も強いです。ご一緒させていただく中で、やはり釣果を優先したり、ボウズ逃れをしたいという話をよく耳にします。
これはそれぞれの考え方なので、批判するわけでもなく個人個人違っていて良いと思います。そんな中で自分の理想を追い求める形を作りたいなと思いました。具体的にはフィニッシュの精度を上げて、より人を惹きつけるような見た目にしたいです。
ジャンピングトマトのルアーを作っていると、「もう少し貼り物の精度を上げたり、アイの周りの処理やワイヤーの精度などを出したい。」と思う事が多いのです。それをジャンピングトマトで行うと価格や販売数の問題が出てきます。なので新しいブランドを作りたいなと思いました。
詳しくは決まっていないし、本当に出来るのかも何も決まってはいないので、全てが本当だとは思わないでもらえると助かります。
デザインに関してはこういった感じで進めたいと思っています。
ベースは一番上の画像のハバネロ77で書いてみました。今までよりも凝っている感じです。このルアー をずっと投げていたい、釣れなくてもいいけど、これで釣れるとどんなルアー で釣れるよりも嬉しい。そんなルアーに出来るといいなと思っています。
そういった納得出来るものが作れるのかが、問題ですが少しずつでも動いてみたいと思っています。