プロトルアーを進めていると上手くいったりいかなかったします。それは当然だと思いますが、時々「ダメだと思っていたあのプロト、、、もしかして、、、」と思い返して再開する事もあります。
昨日作っていたのは2年前に進めていたシダーウッド製フラットサイド。
このルアーはよく魚が釣れていたのですが、大きいサイズが釣れなくて開発をやめました。
最後は新利根川でキャットフィッシュを釣った後、土嚢の餌食になりました。
デカいのが釣れない、と言っても今思い返すと「とりあえず釣れる。のが良い!」という解釈になり、また作り始めています。シダーウッド製なので、バルサに比べて投げやすかったり、ストラクチャーにスタックしにくかったり、利点も改めて見えてきました。
開発中というのは割と作り手の心情が邪魔をします。良い点にしかフォーカスしていなかったりて、見落としている点があったりします。それが酷いと欠点があっても自分の考えを否定したくないので、無理矢理完成させてしまいます。ルアーを作って20年、色々とありました。
上手くいかない時にはとめるようにしています。自分の考えがズレていたり、加工技術が無かったり、客観的に見れていなかったり、色々な要素を整理出来ていない状態です。取り組み方を変え、少しずつ分かってきた事があると思います。
上記のシダーウッド製フラットサイドは「とりあえず小さいのが釣れる。」という所をもう少し深掘りしたいなと思っています。デカいのが混ざれば良いですが、形状を変えて魚の反応をもっとみたりなど前に進める要素が残っています。
プロトなのでカラーリップなんかもやってみたり。
次に作る物」がまた成長したものでありたいです。