赤松ディープクランクの進展について。

春頃?から作っているディープクランク。何故作っているかというと、他の人に作られた時に1番ジレンマを感じるから、取り組んだ事のないジャンルで知らない事が多いから、田辺さんがオーバー5で釣っているのがカッコいいから。そんな感じです。

色々と自分の考えで作ってきましたが、上手くいかない事が多かったです。

 

その一つとして飛距離。
潜らせる為に「フラットの方が良いんじゃない?」と思っていくつか作ってきましたが、シンプルに飛ばないのが難点でした、クルクル回りやすいし。

 

今年よく行っている高滝湖の本湖エリアは、風が抜けやすいのでそれに負けないようにぶっ飛ばないと話になりません。

で、色々やった結果として細かい所を突き詰めて飛行姿勢を良くするのは難しく、シンプルに重い=飛ぶ、が一つの答えだった為、

 

 

ウエイトを稼ぎやすいラウンド形状に変更しました。実際に使ってみると、やはり投げやすい。フラットは今回NGとしました。

 

今度は深く潜るという課題。これは陽炎シャッド70(プロト)で試した通りに、やはり例に漏れず大きい方が潜りやすい、という事になり。

 

 

 

1ozサイズ、75ミリ程度になりました。マッドペッパーマグナムと大体同じ。

で、それをこの前高滝で投げてきたわけで、かなり使用感が理想に近づいていました。ぶっ飛んで巻きが軽くて、、、でもリップ角度が浅くて潜りにくかったです。

 

 

なので一回外して(折れてしまったので、ビスで新しく固定しました)角度を調整しました。また現地で投げないと潜行深度は分かりませんが、多分いいんじゃないかな?です。

 

 

 

 


今回使った木材は赤松です。
理由は余ってたから。初めていくホームセンターで欲しい木材がなくて、でもなんか買うかーで買ったもの。比重が0.4のもので結構重い木です。(バルサ約0.15、シダーウッド0.3なので)
調べると色々と数値は出てきますが、自分が使用している数値で大まかに話を進めます。

で、この重い木を使った特徴としてはやはり重いので飛距離が出ます。分かりやすくいうとバルサはピンポン玉、赤松はゴルフボール。投げて飛ぶのはゴルフボールですよね、ピンポン玉は空気抵抗に負けて失速します。

 

 

もう一つ特徴としては、動きがマイルドになる事。スタンフォードのシャローシダーシャッド、シャロースモーキンシャッドなどを使った事のある人は分かると思いますが、比重が高いと巻き抵抗が軽くなります。(上記のルアーはシダーウッド製) 今回試作のディープクランクはかなりそれが反映されていて、かなり巻き抵抗が少ないです。1日中巻いていられそうです。

それと木材が重い→入れるウエイトが軽くなる→のったり動く感じになります。バルサはキビキビ動きますよね、その逆です。デカいリップでのらりくらりとゆっくりも巻きやすいので、ビックベイト的に使えそうだなと妄想していました。イメージとしては以前ジャッカルにあったポニーテールというビックベイト、あんなイメージでカバーの下にいる魚を直撃出来そうなんです。この辺りは言葉じゃ説明できなそうです。

といった感じで素材を活かして良いものが出来そうです。希望としてはディープクランクとポニーテールと両方の使い方が出来るものにしたいです。また進展があったら書きます。

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です