アイントリガー60の説明。

アイントリガー 60

length 60mm   weight 8g

 

 

好きなルアーであるポッパー、色んなルアーを作る中で、またPOP-Rのリペイントを作る内に「自分の考えを反映させたポッパーを作りたい。」と思ったのが始まりです。

 

 

 

初めはカップをどうやって作るのかが分からなく、試しにバルサでやってみました。おおよそのバランスが分かったところで、バルサよりも強度の高いエゾマツでの試作をスタート。

 

 

 


特に遜色なく使う事が出来、ベースが整いました。

 

 

トップだから遊び心も加えたいと背びれを試す事もありました。

 

 

 


高滝湖にて。

 

 


その後カバーに投げたい事からダブルフック、独立型のフェザーを試しました。独立型のフェザーは動かした後にボディが余韻で動くのに追尾するような、、、ジョイントの様でした。

 

 

アイの位置を調整したり、

 


エゾマツよりも比重の高いホウノキの試作もしました。ホウノキではトゥイッチした際にスライドしやすく手前にきやすい為NGとなりました。

 

 


またフロントフックのライン絡みを考慮してサーフェスリグに変更。見た目も良いです。

 

 

 

 

 

 

その後バスの反応を確認し、製品化となりました。

 

 

トゥイッチでポップ音、長めのトゥイッチでスプラッシュ、首振りなど練度がある方には様々な使い方が出来ると思います。(木材ベースである事、天候によってのコーティング材の影響でカップの深さに個体差があります。ご了承下さい。スイムテスト行っています。)

エゾマツはプラ製よりも比重が高い為、トゥイッチした後の余韻(自発的に動きやすい)が出やすいのが特徴的です。また飛距離が出ます。

 

 

 

 

 

と、うんちくはあるのですがこのルアーは難しい事を考えないでパッと出来上がりました。バスの反応がとても良かったので、そこに正解が出ている。それを信じました。

過去に細かく細かく考えてルアー開発を進めた事がありましたが、それがいつも上手く進むとは限りません。感覚的にパッと出来上がって、バスの反応が良い、これ以上イジってはいけない。そんな開発でした。

 

 

 

開発中にバイトがあってもノラない、0/6という事がありました。アフターから回復しきっていない個体が多く、どうしてもそういったバイトしかない状況、時期がありました。
掛かるか?掛からないか?そんな状況がまるでロシアンルーレットの様に思えて、そんな名前を付けようと思っていたのですが、中々良いものが出てきませんでした。そんな中たまたま耳にしたアイントリガー。トリガー、一応銃っぽいし良いかな。そんな感じで決まりました。

 

 

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