至難の素材だったエゾマツを使えるようになってきた話

昨年から色んな木材にトライするようになり

 

杉を使ったトゥイッチンフラット50

 

 

アガチスを使ったAGフラット60

などをリリース出来ました。それぞれどういった素材で特徴があるのかプロトの段階で見極め作ったものです。

 


トゥイッチンフラット50は元々シャローランナーのフラットサイドでした。バルサ製と比べてジャークした際にミノーのようなヒラ打ちするのが特徴だったので、リップを長く厚くして狭い範囲でトゥイッチするように仕上げました。中々クランクベイトを追いきらないバスを釣る事が出来ます。

 

 

 


AGフラット60に使っているアガチスはルアーに使うには比重の高い木材、これを使用するとフラフラ、ノタノタというアクションが出ました。ノーウエイトということもあって、フラフラが不規則に出る為、急にトラウトにスイッチが入るルアー。他の木材よりもよく釣れました。

 

で、最近上手くいっていなかったエゾマツ製の陽炎シャッド70。エゾマツを使用する事で強度と投げやすさを利点とする事が出来たのですが、どうしてもただ巻きで動き過ぎてしまう問題がありました。

ですが急に思いつくもので、動きの調整が出来るようになりました。悩んで悩んで、だらだらしてしまったのでお蔵入りかと思いきや、視点を変えてみると急に上手くいくものですね。速攻で調整してテスターさんに送りました。

 

陽炎シャッド60のエゾマツver(通常はバルサ)も試作、いい感じだと思います。

 

 

また渓流で使ってもらっている陽炎シャッド40Sもエゾマツ。これも調整が付いて改めて送りました。先日、渓流での釣果報告頂きました。ありがとうございます。

 

こちらは燕40ですね。

 

 

 

 

といった感じで一気に目の前が明るくなったのですが、近所のホームセンターに行くと重いエゾマツしかない、、、いくら測っても重いものは重い。入荷を待つかどうしようかなー?と悩んでいたら、ドリルで肉抜きすれば良いか、、、そうしたらラトル入れちゃうか。とどんどんやる事が出てきました、いつも通りですね。

素材を色々と使いこなせてきている気がしてます。また色々とトライしていきたいと思います。

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