Spec : Length 40mm Weight:1.8g バルサ製
陽炎シャッド40はリヴァスポット早戸のエキスパートさんからの要望で、開発がスタートしました。
40mmというサイズのシャッドを聞き、試作してみると「こんなに小さいのか!?」と初めは困惑しました。
ですが、作っていくうちに「他のエリアや渓流のルアーと比べると普通。」と認識出来るようになりました。
試作では初期の段階からとてもよくまとまっており、直ぐに実釣テストが出来ました。
特徴としては、ボディ後方に厚みを持たせました。
陽炎シャッドはただ巻きでの振動を感じやすくさせる為、またトゥイッチでの反応を良くする為にこういった形状を取っています。
リヴァスポット早戸の臨時休業などを受けて、渓流でテストを行うことになったのですが、思いの外使いやすく・・・こっちがメインでも遜色なかったです。
私はシンキングやヘビーシンキングのミノーを使い事が殆どだったのですが、シャッドがとても有効だということに気がつきました。
フローティングなのでまず根掛かりの回避やミスキャストの際に回収がしやすい。フローティングですがミノーよりも深く潜るので、いわゆる渓流の1m程の水深で使いやすく、短い距離でも魚を誘う瞬間を使いやすい。
正直全く違和感なく使う事ができて「これだけでもいいかも・・・」と思えてしまうほどでした。
スイムテスト中に釣れてしまったブラックバス。
エリアカラー、渓流カラー。
トラウトでプラグというとミノーを思い浮かべる事が多いと思いますが、開発を進めるにつれてシャッドの有効性をとても知ることになった、そんなルアーです。